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【今月のことば 2024年8月】

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【今月のことば 2024年8月】 東淀川区豊里 真宗大谷派 教応寺 心から「おめでとう」と言って‼ 二階堂(にかいどう)行(ゆき)壽(とし)氏

先月の同朋新聞の一面の文章。

月参りで渡しているので毎月毎日手にしているのだが、今回は何だかだんだんと気になってきた。

「 お釈迦さまは「一切皆苦」と言われた。人生すべてが「苦」であると。 」

と教わっても、「 いやいや人生には少しはいいこともあるさ 」と、世間の価値観を生きている。

思いつく励ましと言えば、「何かおいしいものでも食べて元気出して!」「ストレス発散に旅行にでも行って来たら?」という程度の言葉。

「私が本当に苦しんでいるのに、そんなことしか言えないの?」「それが、本当の解決になるの?」と言われたら、どう答えるのか。

元気なうちは、それでもいいのかも知れない。しかし、おいしい料理も旅行もいらなくなる時が来るだろう。そんな時、私が本当に心の底から求めるものは何だろうか。

あなた「その考え方で大丈夫?」「心からおめでとうと言って‼」という言葉で、「肝心かなめのところをごまかしているだろう。」とささやかれているように感じた。だから、だんだんと気になってきたのか。

【今月のことば 2024年8月】 東淀川区豊里 真宗大谷派 教応寺 心から「おめでとう」と言って‼ 二階堂(にかいどう)行(ゆき)壽(とし)氏 昨年7月、姪御(めいご)に子どもが生まれ、秋口に寺で初参り式を行った。宗祖誕生八百五十年の年でもあり、「おめでとう」とは言ったものの、さて?と考えさせられる。  私たちは、日々さまざまな苦悩を抱えて生きている。その象徴が「生(しょう)老(ろう)病死(びょうし)」。お釈迦さまは「一切(いっさい)皆(かい)苦(く)」と言われた。人生すべてが「苦」であると。この子もこの人生の生き難(がた)い海に投げ出され、そして、この苦の海を生きていくのである。この私も、もう投げ出されて、とうに長く過ぎた。   歳(とし)を取ったと嘆(なげ)き、病気に罹(かか)れば心も患(わずら)い、そして命終えていくことに虚(むな)しさを感じる。いやいや人生には少しはいいこともあるさと言ってはみても、最後はこの事実に向き合わざるをえない。これに愚痴(ぐち)を言って人生を生きるならば、子どもに送る言葉は「おめでとう」ではなく、「ご愁傷(しゅうしょう)さま」なのではないか。  「オギャー」と叫(さけ)ぶ子どもの声は、父さん母さん、祖父ちゃん祖母ちゃん、生まれて来たけど、その考え方で私大丈夫?とも聞こえないか。そして、その苦の海を超える生き方を歩み、心から「おめでとう」と言って‼という声とも。  そんな「オギャー」の声が、姪御の子から私に投げかけられているようだ。 二階堂行壽氏

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