
私たちは、何も持たず、裸で生まれてきました。
そのように始まったはずなのに、いつしかいろいろなものを身につけることが人生の価値のように思い込んでいます。
体力、学力、精神力、社交性、大人になれば、経済力、地位や名誉。
これらを手に入れることが人生の意義だと。
ここに「臨終」という言葉を「人生の意義ということを、どこか遠くに求め続けてきた生き方の終わる時」 と教えてくださっています。
生まれた後に自分に「ひっつけてきたもの」は、いつかは必ず自分から離れていきます。それらがすべてなくなったとしても、なお残るものとは何なのか。
お彼岸を御縁に考えていきたいと思います。

