私は、自分で生まれようと思って生まれてきたのではなく、気がついたときには、すでに生まれていました。人生のスタート地点の記憶は全くありません。
でも、いつからかわかりませんが、途中から「私の人生、私のいのち」と言い出して、今に至ります。
その「私が知っている私」がすべてだと思いこんでいる私を、大きく包んでくれることばです。
「私」という前に命があり、「私が知っている私」よりももっと深い命を生きている今なのです。
9月はお彼岸です。深く大きな仏さまの視点をいただいて新たな一歩を踏み出しましょう。