【今月のことば 2022年8月】
教えを聞いて生きていくということを、「正しさ」を手に入れることと勘違いしていた。
そんな私が教えを聞いても、いつの間にかその「正しさ」に座り込み、時にはそれを自分のもののように他人に振りかざすことになるだけだ。
この文章を読んで思った。
私が生涯聞き続けなくてはならない言葉は、
「今の私は何かが間違っているのだ」
という一言ではないだろうか。
そこにこそ、稲垣さんのように「人との出会い」が見出され、「今ここから」という再出発が始まっていくのだろう。
それにしても、この攻撃的な世の中にあって、こんなに優しい人達がおられるのかとあたたかい気持ちになった。
「そして人に優しく」
日々許され続けて今に至ることを忘れず。
「人に優しく」
同じく心にとどめたい言葉である。