【今月のことば 2021年11月】
入寺して間もなく、毎月の定例法話を始めました。
「親鸞聖人のご生涯を学びましょう」と意気込む私のつたない話を、当時の婦人会(現 法灯の会)の皆さまが優しいまなざしで聞いてくださいました。
そのころによく読んでいた寺川先生の本を、先日読み返していました。
縁あって入寺させていただき、初めて会う人ばかりの中、
この情熱的な先生の文章に奮い立ち、鼻息荒く、しかし見事に空回りしていた当時の自分を思い出すと同時に、
空回りしているところは、今もあまり変わっていないなあと恥ずかしくなりました。
先月はコロナが少し落ち着いて報恩講も無事お勤めできました。
ほっとしている間に、気が付けば11月。
今年もあと2か月、一日一日を大切に過ごしたいと思います。
今月のことば 2021年11月