3月が始まりました。
おあさじの会が終わるころには明るくなり、スズメのかわいい声が聞こえてきました。
緊急事態宣言が解除されると、気持ちが少し楽になります。でも、まだまだ道のりは遠そうです。
「人間であるということ。
いのちを生きているということ。
死すべきものであるということ。
別れていかねばならないということ。
さらに、深いいのちを生きているのだということ。」
はかり知れない大きなはたらきに生かさせていながら、「私」という狭い世界に生きています。
しかし、改めて振り返り見つめなおす時をいただくと、今ここにある自分の存在の不思議に驚かされる。
日常に埋もれているうちに、あっという間に時が過ぎて、気が付けばもう3月。
今の自分に何が届けられているのか、お彼岸をご縁としてたずねたいと思います。
※ インターネットで、佐野明弘先生の正徳寺さまでのご法話を聞かせていただき、今月の言葉にさせていただきました。ありがとうございました。