今月のことば 2020年1月
筆者の東田直樹さんは、会話のできない重度の自閉症者でありながら、
文字盤を指差しながら言葉を発していく「文字盤ポインティング」や、
パソコンを利用することで、援助なしでコミュニケーションされます。
その著作は、多くの国々で翻訳され、各国でベストセラーとなっており、
現在も、講演会や研修会など様々な活動をされています。
表現される言葉の優しさ、みずみずしさは、
無理して、カッコつけて生きる私に、
そっと寄り添い、あたたかく包み込んでくれているようでした。